タチカワ 抗ウイルス生地「ポルテII」新型コロナウイルス減少を確認
立川ブラインド工業(株)は、ロールスクリーン「ラルクシールド」、タテ型ブラインド「バーチカルブラインド」にラインナップしている抗ウイルス加工生地「ポルテII」に対して実施した抗ウイルス性能評価試験により新型コロナウイルスの減少を確認したと発表しました。
同試験は、(一財)日本繊維製品品質技術センターに委託し、JIS L 1922「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」に基づき、試験ウイルスに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を用いて時間経過によるウイルス粒子数の変化を確認したものです。その結果、2時間後の感染性ウイルス粒子が接種直後と比較して99.9%以上減少していることを確認しました。
「ポルテII」は、今年6月にリニューアルするロールスクリーン「ラルクシールド」、および4月にリニューアルしたタテ型ブラインド「バーチカルブラインド」に各6色ラインナップしています。
■試験概要
(1)試験機関:一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
(2)試験方法:JIS L 1922 「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」準用
試験片(当社のポルテII)に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)懸濁液を接種し25℃で2時間静置する。静置後、試験片に付着したウイルスを洗い出し、プラーク法*でウイルス感染価を測定する。
*プラーク法:ウイルスに感染すると細胞形状が変化する現象(細胞変性)を利用したウイルス量の測定法
3)試験ウイルス:Sever acute respiratory syndrome coronavirus 2(SARS-CoV-2
NIID分離株;JPN/TY/WK-521
(4)試験対象:抗ウイルス加工生地「ポルテⅡ」
(5)試験結果:ウイルス感染価(感染性ウイルス粒子数)が、接種直後100万から2時間後200以下に減少
詳しくは、タチカワブラインドのホームページをご覧ください。
https://www.blind.co.jp